膝が腫れ、触るとぶよぶよしている

膝が腫れ、触るとぶよぶよしているのは、水が溜まっているからです。
膝が痛くて腫れると熱を持ち、関節水腫と呼ばれる関節液が溜まる症状になります。

症状が軽ければ自然に吸収され腫れも収まりますが、酷ければ注射で水を抜く処置が必要です。

膝が腫れ、ぶよぶよしている

水が溜まりやすいのは、膝の皿の上と裏側です。皿の上は腫れぼったく見えて、触れば、ぶよぶよとした感じになり、膝の裏側に水が溜まり、腫れると膝を曲げにくくなります。

水が溜まって膝が痛む原因

膝を痛めると水が溜まる症状が繰り返し起こる様になってきます。

膝に炎症が起きると、熱を持ち、熱を冷ますために関節液が分泌されます。

関節液が溜まるのは、有害物質を排除するための防衛反応でもある事から、直に水を抜くのは、かえって逆効果になりかねず、自然吸収を妨げる結果になりかねません。

関節液の過剰分泌

関節液には、ヒアルロン酸が含まれており、関節の衝撃吸収や軟骨細胞に栄養を届ける働きがあります。

膝に炎症が起きると、関節液が大量に分泌されますが、正常に排出されず関節包内に溜まってしまいます。
関節包内の内圧が高くなり、神経が刺激され痛みが強くなります。

関節液の中には、すり減った軟骨や半月板の欠片、痛みを起こす物質が含まれており、痛みを増す原因になっています。

神経が集中している関節包

関節包には痛みを感じる神経が集中しており、関節包の内側にある滑膜は神経が集中しており、水が溜まる事で内圧が高くなり刺激を受けやすくなります。
溜まった関節液によって関節包や滑膜が引っ張られたり、刺激されると痛みを強く感じるのです。

膝の周囲の靭帯や筋肉でも炎症が起きると、その痛みも加わり、益々、膝を動かすのが辛くなっていきます。

水が溜まった時の対処の方法

膝に炎症が起き、熱を帯びると熱を冷ますために関節液が分泌されます。
通常は自然に吸収されますが、炎症が酷かったり、関節のこわばりがあると、溜まったままになります。

腫れや痛みがある場合には、できるだけ安静にして、膝を少し高くして横になり、患部を冷やすと腫れが治まり水も吸収されやすくなります。

水がたくさん溜まるほど、関節内の圧が上がって痛みも増します。
膝の裏から太ももの付け根までを優しくマッサージでなで上げ、周囲の筋肉のこわばりをほぐすと、水の吸収も促され腫れも引いていきます。

就寝中などは、弾力性のある包帯で、太ももからふくらはぎまでを締め過ぎない様注意しながら巻き、固定させた上で安静にすると水が吸収されやすくなります。

ヒアルロン酸注射

痛みが強く、大量の水が溜まって膝がパンパンに腫れた場合には、整形外科で水を抜く治療を受けましょう!

溜まった水を注射器で抜いた上で、関節の動きを良くするヒアルロン酸を注射器で補います。

膝関節に炎症が起きると、関節液が大量に分泌され、関節液のヒアルロン酸が分解される事によって、関節液の粘り気や弾力性が低下します。

関節液成分に近いヒアルロン酸を注射で補うと、粘り気や弾力性が回復し、痛みが取れ、膝も動かしやすくなります。

膝が動かしやすくなると、無理をしがちですが、再び炎症がぶり返し、水が溜まる悪循環になりかねません。感染のリスクも伴いますので、注射後2、3日は安静が大切です。

就寝時には、膝裏からかかとの間に座布団などを挟み、4~5cm位高くして、膝と心臓を同じ位の高さに揃えたり、圧迫包帯を軽く巻いて寝ると、次第に痛みも治まっていきます。

最後に

ヒアルロン酸注射をする前に、腫れを治めたり、痛みが少ない間に体操やストレッチで腫れにくい膝関節にして下さい!