椅子から立ち上がる時に膝が痛い

椅子やしゃがんでから立ち上がる時に膝が痛い場合、立ち上がった初動時に痛む、変形性膝関節症が考えられます。

太り気味の女性に多く、半月板の位置がずれたり、傷ついた可能性もあり、体重を減らし、筋力をつける事が大切です。

立ち上がる時に膝が痛い

膝の皿や半月板の位置がずれていたり、傷ついている場合、膝関節内の大腿骨と脛骨部分の位置がずれている事があり、元の正しい位置に戻す事が痛みの解消に繋がります。

荷重点を元の位置に戻す

膝関節は筋肉、靭帯、骨のバランスが保たれて、衝撃を関節全体で受け止めますが、並びや向きのバランスが崩れると、荷重点が変わり、筋肉や靭帯のバランスもなお一層崩れていきます。

膝痛の人にはO脚気味の人が多く、膝関節の内側に負荷がかかり、バランスも崩れています。

膝を支える筋力のバランスを整える

筋肉には、膝を伸ばす時に働く伸筋と曲げる時に働く屈筋とがあり、バランスを保ちながら働いていますが、一旦、バランスが崩れると、関節がスムーズに動かせなくなり、動きの悪さが痛みや炎症に変わっていくのです。

日常生活では、正座やしゃがむ等の姿勢が多く、屈筋が発達する分、伸筋が弱り気味になります。
屈筋を緩め、伸筋を鍛える事でバランスが整います。

太ももの前側にある筋肉は、大腿四頭筋は大腿直筋、外側広筋、中間広筋、内側広筋の4つの筋肉で構成されています。
大腿直筋がこわばると膝痛になりやすく、体操などで大腿直筋をほぐすとバランスが保たれます。

太もも裏側の筋肉、ハムストリングは大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋の総称ですが、ハムストリングが硬くこわばると膝の曲げ伸ばしに影響が出やすく、ハムストリングをほぐす体操で筋肉を柔軟にしてバランスを整えます。

靭帯をほぐす

靭帯は膝関節の骨をつなぐ役割の繊維状の組織ですが、筋肉がこわばる事で靭帯もこわばってきます。
体操などで靭帯もほぐしてやれば、膝の周囲が更に緩み痛みの軽減に繋がります。

半月板のずれを戻す

お尻の大臀筋や中臀筋、腰回りの腸腰筋、太もも後ろ側の、大腿二頭筋をほぐすと、大腿骨と脛骨の位置が元の位置に戻り、膝の皿や半月板のずれも改善され、痛みが軽くなって行きます。

長時間座って立つ時の注意点

長時間座っていて、急に立ち上がると、これまで以上に膝の痛みが酷い場合があります。
関節周りや半月板がずれたままこわばり、動かしにくくなり、立ち上がろうとする時に大腿骨などの骨と接触しやすくなり、痛みが起こります。

立ち上がる前に膝を揃えて、左右に4~5回大きく早めに振ると、関節や靭帯、筋肉をほぐす効果になり、立ち上がり時の痛みの軽減になります。

最後に

体操やウォーキングを生活習慣に取り入れる事で、膝が痛い悩みは解消されると考えられます。